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2018年の1月16日~17日にかけて、仮想通市場が暴落しています。基軸通貨であるビットコインはそれまで160万円台で揉み合っていましたが、17日の朝には100万円台まで下がりました。
ビットコインだけではなく、主要なアルトコインや草コインも大暴落をしており、仮想通貨市場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化しましたが・・・。
仮想通貨は毎年1月に暴落している
仮想通貨市場には「毎年1月に暴落する」というアマノリーが存在しており、なんと4年連続で発生しています。界隈ではJanuary Dipと呼ばれています。
毎年1月に暴落する原因は諸説あります。中国の旧正月に向けた資金需要や、一部では大口ホルダー(通称:クジラ)による陰謀説も騒がれていますが、明確な根拠ではありません。
過去三年の間、1月はなぜか暴落が起きてる。暗号通貨界隈でJanuary Dipと呼ばれる怪現象。今年も起きたので四年連続。 pic.twitter.com/suwTIHI7fW
— Pluton (@23pluton) 2018年1月16日
<2018年1月>仮想通貨市場が暴落した原因
2018年1月の暴落の原因については以下のように各国の規制が重なったからです。そのため、ほぼ全ての銘柄が同じような形で暴落しました。
- ドイツ連邦銀行の理事が「仮想通貨の規制について世界規模で行うべき」と発言
- インドネシア中央銀行が「仮想通貨取引を控えるように」と発言
- 中国当局が「仮想通貨取引サービスを取り締まる」と発表
- 中国でICO禁止、マイニング規制
- フィリピン大手銀行が「仮想通貨に関する電子送金停止」を発表
- ブラジル政府が国内ファンドに対して「仮想通貨への直接投資禁止」を発表
- 中東各国が仮想通貨の規制を発表
- 韓国が仮想通貨取引所のアカウント強制停止
- 韓国が仮想通貨を課税対象
- 韓国が仮想通貨の取引禁止法案
- アメリカでビットコインETFの上場申請取り上げ
なんにせよ、2018年参入組にとっては初めての暴落でしたから、狼狽売りしてしまい市場から退場してしまった方も多かったのではないでしょうか。一方で、数年前から仮想通貨に投資をしているホルダー達は暴落にも慣れています。今回の暴落でも全く動じておらず、逞しさを感じました。笑
それは過去のチャートを見てみれば当たり前で、数十%程度の暴落が数ヶ月に1回は起きているのが仮想通貨市場です。もちろん、このままバブルが崩壊してしまい復活しない可能性もないとは言い切れません。
<2018年2月>仮想通貨市場はどうなるのか
わかりません。それがわかっていれば私も今頃は億万長者です(笑)
ただ、仮想通貨界隈では有名なウェブボット(webbot)による【2018年2月は暴騰する】という予想があります。
ウェブボット(Webbot)とは、元マイクロソフトのクリフ・ハイが株価の値動きを予測するために作ったAIです。具体的には、インターネット上に書き込まれる「言葉」を収集して人々の感情からチャートの上下を解析するプログラムです。
ウェブボット(Webbot)予想について
なんとも怪しいわけですが、過去には数々の予言を的中させてきました。仮想通貨市場は殆どファンダメンタルで動いているため、情報収集・解析という点ではAIが強いと言われています。
2017年の暴騰や、2018年の中国規制強化、そんな中でもNEOだけは上がることなどをバチッと言い当てています。そして、ウェブボット(Webbot)によると1月後半からアルトコインが上がり始めて、2月には仮想通貨市場が全体的に暴騰するというのです。
もちろん、外している予想もあります。ただ、もしウェブボット(Webbot)の予想通り2月に仮想通貨が暴騰するのであれば、今回の暴落が最後の押し目になるかもしれません。
まとめ
仮想通貨市場では定期的に暴落が起こっており(毎年1月については4年連続)、2018年の1月については各国の規制が主な原因でした。しかし、過去を振り返れば不死鳥のように蘇り過去最高値を更新してきたのも事実です。
また、ウェブボット(Webbot)というAIによる「2月は仮想通貨市場が暴騰する」という予想もあります。コンピューターが弾き出した共同幻想ではありますが、世界的に有名な予想だけに、信じる人が増えれば増えるほど実現性が高くなります。
ただ、今回の暴落で精神的に参ってしまった方は投資する資金を減らすか、もしくは退場することをおすすめします。バブル崩壊と共に二度と戻ってこない可能性もありますし、仮想通貨投資はあくまでも余剰資金ですることが大前提です。
私ですか?もちろん仮想通貨投資は継続します。バブル崩壊の可能性を考慮しても、投下資金を10倍や100倍にできるチャンスは仮想通貨以外にないからです。リスクなくしてリターンなしということです。
現時点で投下している資金については最悪なくなっても構わないと思っています。そもそも比較的安全に運用したいとか、時間をかけてでもコツコツと増やしたいのであればインデックス投資でもしていればいいわけです。