仮想通貨の基礎知識

仮想通貨価格の値上がり率(上昇率)を振り返る【これってバブル?】

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仮想通過の値上がり率(上昇率)がバブリー

2017年、世の中に大量の億り人を生み出した仮想通貨。もはや億万長者製造マシーンと言っても過言ではありませんでした。

 

今日は、そんな仮想通貨の値上がり率(上昇率)を振り返りたいと思います。

 

【ビットコイン(BTC)の長期チャート】値上がり率は1,500%超/年

 

まずは仮想通貨界の基軸通貨であるビットコイン(BTC)です。

 

2017年、ほぼ垂直に近いような上昇を描いています。ちなみに、長期チャートではわかりづらいのですが、2017年だけではなく直近3年間のビットコイン価格(年末時点)は上昇し続けています。

 

年/月/日 時 JPY/BTY 上昇率(前年比)
2013/12/31 9:00 79,764.03円 N/A
2014/12/31 9:00 38,008.83円 -52.3%
2015/12/31 9:00 51,943.61円 +36.7%
2016/12/31 9:00 113,057.77円 +117.7%
2017/12/31 9:00 1,672,273.48円 +1479.1%

 

たらればですが、仮に本格的な上昇が始まった2014年末に100万円分のビットコインを購入していたら、現時点で約4,500万円(50倍)になっています。

 

もう少し控え目に、1年前(2016年末)に100万円分のビットコインを購入していた場合でも、1年後には約1,500万円(15倍)です。

 

株式投資や不動産投資をメインにしている人間からするとこの高騰率は異常ですが、驚くのはまだ早いです。

 

ビットコイン以外の仮想通貨(通称:アルトコイン)は更に凄まじいチャートを描いています。

 

2013年から2014年にかけて暴落しているのは、「マウントゴックス」というビットコイン取引所で顧客の保有するビットコインと購入用の待機資金が消失する事件が起こったためです。

日本の銀行や証券会社とは異なり、仮想通貨取引所が破綻してしまうと顧客にはビタ一文戻ってきません。(分別管理していれば大丈夫です)

当時、マウントゴックスは最大のビットコイン取引所であり、世界のビットコイン取引の70%を占めていたため、破綻の影響は甚大でした。

現在でもインターネットでは仮想通貨取引所が破綻することを「GOXる」と皮肉を込めて呼んでいます。

 

【イーサリアム(ETH)の長期チャート】値上がり率は9,000%超/年

 

イーサリアム(ETH)は、ビットコイン(BTC)の次に時価総額が大きな仮想通貨です。

 

ビットコイン同様、直近で急カーブを描いていますが、その高騰率はビットコインの比ではありません。

 

年/月/日 時 JPY/ETH 上昇率(前年比)
2015/12/31 9:00 112.83円 N/A
2016/12/31 9:00 937.01円 +830.5%
2017/12/31 9:00 87,300.52円 +9316.9%

 

歴史にifはありません。しかし、仮に2年前(2015年末)に100万円分のイーサリアムを購入していたら、現時点で7億円(700倍)以上になっています。

 

もっと謙虚に、1年前(2016年の年末)に100万円分のイーサリアムを購入していた場合でも、9,000万円(90倍)以上。ほぼ億り人です。

 

軽く眩暈がしてきました。

 

【リップル(XRP)の長期チャート】値上がりは20,000%超/年

 

続いて、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)に次いで時価総額3位のリップル(XRP)のチャートです。

 

年/月/日 時 JPY/XRP 上昇率(前年比)
2015/12/31 9:00 0.7274円 N/A
2016/12/31 9:00 0.7588円 +4.3%
2017/12/31 9:00 256.94円 +33861.34%

 

もし1年前(2016年末)に100万円分のリップルを購入していた場合、たったの1年間で3億円(300倍)以上。税金を払っても余裕で億り人でした。

 

いやいや、3万%/年って・・・・。機会損失で吐き気すら催します。

 

<2017年版>仮想通貨の値上がり率ランキング

尚、2017年に高騰した仮想通貨はビットコインやイーサリアム、リップルだけではありません。

 

ほぼ全てのアルトコインが大暴騰しました。

 

2017年の仮想通貨値上がり率ランキングは以下の通りです。

 

順位 銘柄 ティッカー 値上がり率
1位 Bitcore BTX 約412万%
2位 TenX PAY 約359万%
3位 BonesCoin BON 約268万%
4位 Starta STA 約204万%
5位 Ripio RCN 約142万%
6位 Neumarks NEU 約127万%
7位 OmiseGo OMG 約54万%
8位 Loco LOC 約48万%
9位 BitZeny ZNY 約43万%
10位 DT Token DRACO 約43万%

 

1位の銘柄については僅か100円でも投資していれば4億円です。万が一、1万円投資していれば400億円。

 

これが仮想通貨です。どこかの誰かが得たリターンであり、私達の多くは得られなかったリターンです。

 

仮想通貨は本当にバブルなのか?

 

果たして、仮想通貨の高騰はバブルなのでしょうか?

 

はい、正真正銘のバブルです!

 

正確に言うと、バブルという言葉に学問的な定義はありません。ただ、数字だけを見ればこれは人類史上最大のバブルです。

 

仮想通貨とITバブル(ドットコム・バブル)の共通点

仮想通貨には株や不動産のように資産としての価値を測る指標が存在しないので、過去のバブルと比較することに意味はないのかもしれません。

 

ただ、現在の仮想通貨を取り巻く環境は1999年~2000年に米国で起きたITバブル(ドットコム・バブル)に酷似していると私は思います。

 

当時は海のものとも山のものともつかない“IT”という未来の産業に多くの人々が惹きつけられました。

 

 

  • 起業家は、投資家が理解できない語句で埋め尽くされたプレゼン資料を配布しまくるだけで多額の資金調達に成功しました。
  •  

  • ITとは全く関係のない企業でも、社名に「ドットコム」と入れるだけで株価は急上昇しました。
  •  

  • 経済学者すら「イッツ・ニュー・エコノミー!」と持て囃しました。

 

その後、米国の利上げをきっかけにITベンチャーの株価は暴落、続々と倒産していきます。まだ大きな暴落こそしていませんが、仮想通貨に似ていると思いませんか?

 

仮想通貨が値上がりする仕組みとバブルが崩壊する理由

現在、まだまだ実用的とは言い難い仮想通貨の価格は投機熱を原動力にして上がってきました。そして、それを見た人々が「仮想通貨の価格はもっと上がる」とつられて購入すれば、更に値上がりします。

 

 

  • 仮想通貨の中には商業的・技術的可能性の疑わしいものが複数含まれていますが、熱狂した投機家はわけもわからずに資金を投入しています。
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  • 最近では社名に「ブロック・チェーン」と入れた企業の株価が急上昇しています。
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  • 悪質、もしくは無邪気なインフルエンサー(芸能人含む)がSNSを駆使して買い煽りをしています。

 

しかし、仮想通貨の価格が臨界点に達すれば保有者は売り始めるでしょう。それを見た人々も一斉に売り始めた時、バブルは崩壊するのです。

 

過去のバブルは、投機の対象こそチューリップだったりオイルだったり様々ですが、仕組みはいつだって単純です。そして、歴史上過去のバブルは例外なく弾けています。

 

それでも尚、仮想通貨は男のロマンであり続ける

仮想通貨への投資を否定する意図はありません。危険を煽りたいわけでもないです。資金管理さえできていれば、これほど面白い相場はないですから。

 

ただ、仮想通貨投資があまりにも酔狂であることは認識した上で向き合いたいのです。これが人類史上最大規模のバブルだからこそ、真剣に向き合いたいのです。

 

先のITバブル(ドットコム・バブル)について言えば、1990年代末期から2000年代初期まで続きました。仮想通貨がバブルだとしても、これから数年は続く可能性だって十分にあるでしょう。

 

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また、ITバブル崩壊と共にペニー・ストック(ボロ株)と化したITベンチャーの中でも、本当に実力のある企業はその後の景気回復と共に世界を席巻しました。ITバブル崩壊後にGoogleやAmazonの株を買い向かった人々は漏れなく億万長者になっています。

 

もし本当に世の中の人々が仮想通貨を必要とするのであれば、短期的には投機家のオモチャにされて暴落するような局面があったとしても、長期的には報われるかもしれません。もちろん、乱立している仮想通貨の中でも生き残れるのは極僅かでしょうけど。

 

バブルであったとしても尚、仮想通貨は魅力的であり、男のロマンであり続けるのです。



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