QUOINEXの基本情報
QUOINEX(コインエクスチェンジ)は国内の仮想通貨取引所で、金融庁登録仮想通貨交換事業者第1号という特徴があります。
国内の取引所と聞き、bitFlyer(ビットフライヤー)やZaif(ザイフ)をイメージしている方は少なくありません。
しかし、QUOINEXも注目を集めているサービスの一つで、元々はシンガポールにありましたが現在では日本へと拠点を移しました。
社名 | QUOINE株式会社 |
設立 | 2014年 |
資本金 | 約20億円(資本準備金含む) |
郵便番号 | 〒102-0093 |
所在地 | 東京都千代田区平河町2-7-3 PMO平河町2階 |
代表取締役 | 栢森 加里矢 |
URL | https://ja.quoinex.com/ |
国内の仮想通貨取引所!QUOINEXのメリットをチェック!
仮想通貨取引所は、国内と海外の2つに大きく分けられます。
海外の仮想通貨取引所は国内では取り扱っていないようなアルトコインの売買ができるのが魅力的ですが、次のデメリットがありますので注意しなければなりませんね。
- サービスによっては公式サイトが日本語表記に対応していない
- 日本人のスタッフによるサポート体制が受けられない
- 不正出金による補償が不十分で不安が残る
安心して安全に取引をしたいと考えているユーザーには、QUOINEXのように国内の取引所がおすすめです。
以下ではQUOINEXへと口座開設するメリットを紹介していますので、仮想通貨取引所の選び方で迷っている方は参考にしてみてください。
ビットコインの現物取引の手数料が無料
初心者が仮想通貨を使った投資を行うに当たり、「とりあえずはビットコインを購入しよう」と考える方が多いですよね。
QUOINEXでは、ビットコインの現物取引の手数料が無料と設定されています。
QUOINEXへと登録して売買する最大のメリットと言っても過言ではなく、世界的に有名なBittrex(ビットレックス)では0.25%、国内の取引所として有名なbitFlyer(ビットフライヤー)でも0.01%~0.15%ですよ。
つまり、余計なコストをかけることなくビットコインの現物取引ができるため、QUOINEXのユーザー数は増えました。
2017年の8月現在の話ですが、ビットコインの取扱高のランキングは国内でこんな感じになっています。
1位 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
2位 | coincheck(コインチェック) |
3位 | QUOINEX |
手数料が安くて尚且つ取引量も多く、安心して仮想通貨の世界へと足を踏み入れることができるのではないでしょうか。
また、QUOINEXはビットコインの現物取引手数料以外にも、「ロスカット手数料」「口座開設手数料」「口座維持手数料」が無料なのも嬉しいポイントです。
日本円以外の法定通貨も取り扱っている
QUOINEXでは日本円を中心に、次の10種類の法定通貨を取り扱っています。
- 日本円(JPY)
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- オーストラリアドル(AUD)
- 香港ドル(HKD)
- シンガポールドル(SGD)
- 中国人民元(CNY)
- フィリピンペソ(PHP)
- インドルピー(INR)
- インドネシアルピア(IDR)
日本人にとっては特に関係がないと思うかもしれませんが、あらゆる法定通貨を使ってビットコインの売買が可能ですね。
10種類の法定通貨とQUOINEXで取り扱っている8種類の仮想通貨を組み合わせて、豊富な通貨ペア数で取引ができます。
「日本円の価値が下がってアメリカドルの価値が上がるかもな~」と予想している方は、一時的にQUOINEXでアメリカドルへと換える高度なトレードを行ってみてはいかがでしょうか。
2018年の1月30日から取り扱い銘柄が8種類に増えた
仮想通貨の取り扱い数で比較してみると、13種類のcoincheck(コインチェック)には及びません。
それでも、QUOINEXでは2018年の1月30日から取り扱い銘柄が次の8種類に増えました。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- QASH(キャッシュ)
- XRP(リップル)
- NEM(ネム)
- LTC(ライトコイン)
- ETC(イーサリアムクラシック)
ビットコインはもちろんのこと、XRP(リップル)やETC(イーサリアムクラシック)などアルトコインを使って取引や売買ができるのはQUOINEX魅力的なポイントですよ。
ビットコインとは異なり、アルトコインを使った投資や資産運用にはこんなメリットがあります。
- ビットコインの欠点や問題点を解消する目的で開発された通貨が多い
- 将来性が期待できるので、これから価格が跳ね上がる可能性がある
- 低価格で種類が多く、分散投資をしてリスクを減らすことができる
投資の幅が大きく広がりますので、QUOINEXで将来有望なアルトコインを購入してみてください。
個人は最大25倍、法人は最大50倍のレバレッジを利かせて仮想通貨FXができる
QUOINEXの取引高が増えているのは、国内取引所の中でもレバレッジの倍率が高いのが理由ですね。
個人のアカウントでは最大で25倍、法人のアカウントでは最大50倍のレバレッジを利かせて仮想通貨FXの取引ができます。
個人でも25倍のレバレッジは国内で最大で、他の仮想通貨取引所の倍率と比較してみました。
取引所名 | 取引手数料 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
bitFlyer(ビットフライヤー) | 無料 | 15倍 |
GMOコイン | 無料 | 5倍 |
BITPonit(ビットポイント) | 無料 | 25倍 |
DMMビットコイン | 無料 | 5倍 |
Zaif(ザイフ) | 0.7% | 7.77倍 |
coincheck(コインチェック) | 無料 | 5倍 |
みんなのビットコイン | 無料~0.25% | 25倍 |
国内の取引所の中で25倍のレバレッジをかけられるのは、QUOINEXに加えてビットポイントとみんなのビットコインです。
ビットコインだけではなくETH(イーサリアム)を使った仮想通貨FXもできますので、レバレッジをかけてハイリスクハイリターンの取引をしたいと考えている方はQUOINEXへと登録してみましょう。
セキュリティや安全性の高さに力を入れている
QUOINEXはお客様が安心して仮想通貨の取引ができるように、セキュリティや安全性の高さに力を入れています。
他の仮想通貨取引所でも細心の注意は払っているのですが、QUOINEXは次の試みを行っていました。
- 二段階認証アプリケーションを切り替えてGoogleが提供するGoogle Authenticatorに統一している
- アカウントのセキュリティレベルを高める目的でAPIアクセス向けIPホワイトリスト機能を採用している
- コールドウォレットやマルチシグネチャウォレットなどの技術が導入されている
- オフラインで仮想通貨を保管できるコールドストレージを利用できる
中でも100%コールドウォレット管理なのが嬉しいポイントで、ネットワーク上で管理するホットウォレットとは違ってネットワークから切り離された場所で管理しています。
ネットワークへと繋がっていなければ、盗難のリスクを下げられるわけですね。
QUOINEXのセキュリティの強力さに関しては、以下のようにTwitterでも様々な意見が飛び交っていました。
QUOINEのCEO栢森さんのtelegramメッセージ。
コインチェック580億円流出の衝撃のなか、100% コールドウォレット管理、などのセキュリティ宣言を一秒でも早く出したのは勇気あるし凄いと思う。 #QUOINE #QUOINEX #QASH pic.twitter.com/9Z25XO4aVV
— ふにゃ (@ishikitakataka) 2018年1月26日
ちなみにですが、Quoinexはおそらく国内唯一(世界的にもほとんどないはず)の過去に不正出金0の実績を持っている顧客資産の保護とセキュリティに関して知る限り最も重視しており厳重に管理している取引所です。
— 灯篭 Blockchain かもしれない (@touroukawaii) 2018年1月27日
仮想通貨は売買も管理も全てにリスクがありますので、「本当に大丈夫なの?」と不安を抱えているユーザーにQUOINEXはおすすめです。
QASHトークンのセールが行われていた
QUOINEXでは、以前にQASH(キャッシュ)と呼ばれるトークンのセールが実施されていました。
日本発のICOということで、販売される前から注目していた方は意外と多いのではないでしょうか。
以下ではQASHトークンの特徴や目的などの情報をまとめてみました。
- QUOINEX LIQUIDプラットフォームは世界中の取引所の注文を一手に行えるように目指している
- 今後プラットフォームが稼働すればカナダドルや英ポンドなどの法定通貨も取り扱える
- 整備されれば国内のビットフライヤーでも海外のバイナンスでもまとまった取引板が見られる
- トークンの保有者には定期的なプロモーションや手数料の割引などのインセンティブが付与される
これから新たなトークンのセールが開催される可能性は十分にありますので、QUOINEXの公式サイトを小まめに確認しておくべきです。
QUOINEXのデメリットで押さえておきたいポイント
仮想通貨の取引所を比較するに当たり、メリットだけではなくデメリットも同時に押さえておかなければなりません。
良い部分と悪い部分の両方を把握し、自分の目的に合う取引所を見つけて仮想通貨の売買を行うのが大事ですね。
以下ではQUOINEXのデメリットを幾つか紹介していますので、口座開設の前にきちんとチェックしておきましょう。
国内での認知度が低い
これはQUOINEXが国内でのプロモーション活動に力を入れていないのが理由ですが、bitFlyer(ビットフライヤー)やZaif(ザイフ)と比べて認知度が低いのはデメリットの一つです。
認知度の低さはそこまで関係ないと考えている方はいますが、次のような弊害があります。
- 本当に利用すべき仮想通貨取引所なのか情報を手に入れるのが難しい
- 口座開設や取引に関する情報発信を行うユーザーの数が少ない
- 送金や入金など使い方が分からない時に不便な思いをする可能性がある
「知名度が高くてユーザー数も多い国内の取引所を使って仮想通貨の売買を始めたい」といった方は、QUOINEX以外のサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
セキュリティが高い代わりに出金スピードが遅い
上記でも触れたように、QUOINEXは100%コールドウォレット管理を取り入れていたりAPIアクセス向けIPホワイトリスト機能を採用したりと、セキュリティを高める努力を行っています。
安心・安全に仮想通貨の取引ができるのは魅力的なポイントでも、出金スピードが遅いのがデメリットです。
QUOINEXの出金遅すぎ。
— ビットコインで資産運用 (@sora93777845) 2017年9月15日
QUOINEXの出金スピードが遅いのはコールドウォレット管理を採用しているのが理由で、具体的なメカニズムをまとめてみました。
- コールドウォレットの場合はネットワークに繋がっていないので盗難リスクが低い
- 仮想通貨を売買する度にホットウォレットへと移さなければならない
- 移動する時間を加味すると出金が遅いと感じやすくなる
セキュリティの強化に関して、Twitterで高い評判を残しているユーザーは数多くいます。
しかし、出金のスピードで比較してみると、他の仮想通貨取引所よりも劣っていると心得ておくべきですよ。
とは言え、コインチェックの騒動を受けて仮想通貨取引所を利用するに当たり、セキュリティが最も大事だと人々の間で認知されるようになりました。
スピードが遅いとは言っても出金に何時間も費やすわけではないので、安全性で比較してQUOINEXは魅力があります。
口座を開設するまでにかかる期間が長い
QUOINEXは口座を開設するまでにかかる期間が長く、2週間~1ヵ月程度は費やさなければなりません。
例えば、国内の取引所であるGMOコインでは、最短で翌日に口座を開設して取引を開始できます。
一方でQUOINEXは1ヵ月間を費やすケースもありますので、他の取引所と比較すると遅いと感じやすいのです。
Twitterでの口コミや評判を見てみると、「本人確認を申請してから1ヵ月が経過しても問い合わせに反応しない」といった意見が見られました。
QUOINEXサポート機能してないし本人確認1ヶ月たっても終わらないし問い合わせにも反応しないとか…#QUOINEX#QASH
— ☺︎onhk (@hironslot) 2018年1月15日
2週間程度で終わった方はいますが、QUOINEXへと申請している最中に仮想通貨の取引を始めたい人は、他の取引所への登録も並行して行ってみてください。
QUOINEXの口コミや評判
仮想通貨取引所を比較するに当たり、実際に口座開設をして利用してみた方の意見は参考になりますよ。
以下ではQUOINEXの口コミや評判の情報を紹介していますので、取引所の選び方で迷っている方は参考にしてみてください。
QUOINEXの良い口コミや評判
- 出金手数料として銀行を利用すると100円~300円が発生しますが、ビットコインの現物取引が無料なのがQUOINEXの魅力ですね
- 通常のポイントサイトと同じようにたったの5分間でQUOINEXへの登録ができました
- 恐らく不正出金0の実績を持っているから国内取引所では最大のセキュリティなんじゃないかな
- 公式Telegramで柏森さんが更にセキュリティを強化すると呟いていたので期待します
- 他の取引所と比べて入金の反映が速いところが良いね
- 10社以上の海外取引所と接続しているからなのか、スプレッドはかなり狭いですね
- DMMビットコインと同じようにメール以外にもLINEによるサポートが行われていました
- ハイリスクハイリターンのビットコインFXをするなら最大25倍のQUOINEXで決まりだね
- 以前よりも取り扱いアルトコインも増えて品質の高い取引所になっていますよ
- ICOに参加したいと考えている人はQUOINEXの口座を開設した方が良いと思いました
- 「2倍」「4倍」「5倍」「10倍」「25倍」とレバレッジ比率を選択できるのが良いですね
- シンガポールに拠点を置いていただけあり、どちらかと言うと海外の取引所に近い感覚があります
- QUOINEXのサーバーは強くて落ちにくいのでチャンスを逃さずに売買できます
- 仮想通貨の取引量を考えると、ビットコインの手数料無料はかなり大きいね
- 取引画面は自分が使いやすいようにカスタムできるのが便利だと思いました
- コールドウォレット管理などセキュリティ宣言を1秒でも早く出したのは素晴らしい
- 社長が週次報告をしてくれるのでCEOの人気が高まっているのではないでしょうか
- QUOINEXのICOにちょっと参加してみようかな・・・
Twitterの意見でも、次のように現物取引の手数料が安かったりセキュリティがしっかりとしていたりと言った点で高い評判を獲得しています。
一時的にではありますが、coincheck(コインチェック)の不正出金による影響もあって2018年の2月1日にはQUOINEXが30.09%と取引高1位となりました。
#QUOINEX が国内取引高一位になってる…!! pic.twitter.com/meTjzFvcdV
— nogaさん@仮想通貨 (@noggylog) 2018年2月2日
大手のbitFlyer(ビットフライヤー)は26.76%、BTCBOXは20.84%ですので、これからQUOINEXの時代が来たとしても不思議ではないでしょう。
QUOINEXの悪い口コミや評判
- 日本在住だと日本円による入金しか対応していないのが残念でした
- 時期によってビットコインの価格が高くなったり安くなったりして厄介かな
- 潤沢な資産を持っていない人は25倍のレバレッジはやめた方が良いかも
- 1万円プレゼントキャンペーンが終わった後にQUOINEXの存在を知りました
- ロスカット率が20%で更に追証がないので自分はbitFlyer(ビットフライヤー)でFX取引をします
- ポジションの決済が分からずサポートに連絡しましたが、一切返信がありません
- ビットフライヤーやコインチェックのように盗難補償を取り入れて欲しいのが本音
- 口座開設をする際に勤め先の情報を入力しなければならないのが気になりました
- 使いにくくてミスが出やすいし、入出金も遅いのでQUOINEXはおすすめできません
- PoloniexやKrakenなどの海外の仮想通貨取引所を使っている俺には必要ないかな
- 11月6日から始まったLIQUID(リキッド)のICOは直ぐに売り切れとなってしまったので残念でした
- 住所確認のハガキの画質がとても悪くて見えにくいと感じました
- コールドウォレットを使う代わりに出金に約2営業日かかるのが難点だね
「レバレッジが25倍と高いのは魅力的だけど追証がない」「盗難補償制度を取り入れてほしかった」「入出金のスピードが遅い」といった悪い評価が目立ちました。
確かに、QUOINEXは国内の仮想通貨取引所の中でも、安全性に関しては群を抜いています。
その代わりに送金速度が遅かったり口座開設までに時間がかかったりというデメリットがありますので、どちらに重点を置くのか比較しなければなりません。
- 国内の仮想通貨取引所が良い
- 安全性の高い取引所を利用したい
こんな風に考えているユーザーには、出金スピードや口座開設までの期間が遅い点を加味してもQUOINEXがおすすめですよ。
まとめ
以上のように、QUOINEXのメリットやデメリット、実際に利用した人の口コミや評判の情報を紹介しました。
QUOINEXへと口座開設するメリットをまとめるとこんな感じになりますね。
- ビットコインの現物取引で発生する手数料が無料
- 国内最大の25倍のレバレッジでFXが可能(法人アカウントは50倍)
- 日本円を含む10種類の法定通貨で仮想通貨の取引ができる
- セキュリティ性が高くて安心して取引ができる
- 取り扱っているアルトコインの数が増えている
- メールやLINEを使ったサポート体制が取り入れられている
新たな国内の仮想通貨取引所としてQUOINEXは選ばれていますので、詳細は公式ホームページで確認してみてください。